“いつも同じ場所で間違えてしまう”ということについて。
そこで大事なのは部分練習
アルパの場合楽譜を使わないことがほとんどですので、曲を覚えないといけない。
覚えるためにひたすら通す・・・。
間違ってても“後で直そう”と思ってとりあえず通してしまう。
それを続けると間違いが指と頭にインプットされてしまいます。
そりゃ通したほうが楽しいですが、なかなか完成度はあがりません。
なので部分練習でゆっくり正確にさらうことが必要です。
ど根性で100回やっても、間違い間違いの100回はあまり意味はありません。
ゆっくり正確に、指に正しい音を覚えさせる。
そして少しずつテンポアップが有効かな~と思います。
そして・・・部分練習では弾けるのに通すとやっぱり間違えるという場合。
部分練習では整った弾きやすいフォームで始めているので、
成功率が高くなっています。
でも通すと、部分練習していた直前の音で力みが出たり、
フォームが崩れたりしているので上手くいかないのだと思います。
なので失敗する箇所の、前のフレーズから練習することが大切です。
それでも何度やっても出来ないという場合。
運指を見直してみる、というのも有効だと思います。
アルパの場合、楽譜に指番号が書いているわけではないので
迷うこともあると思います。
なかなか弾けないのは、弾きづらい運指で弾いているのかもしれません。
特に難しい箇所については、先生が指使いを教えてくれていると思いますが
自分は別の指を使ったほうが弾きやすいと感じる場合、
聴いて問題(音が途切れたり、変な音にアクセントなど)がないなら
変えていいし、心配だったら先生に訊いてみるといいと思います。
“その指使いもいいね”という場合もあると思いますよ。
何でも律儀に先生の言うとおり弾く必要は無いんです
私もある程度練習しても弾けないときには、運指を変えてみます。
今日は自分で書いていて耳が痛いお話でした~
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