アルパ教室アルモニコは下北沢駅前教室・松陰神社前(世田谷)教室・新小岩駅前教室・浦安駅前教室・通信講座があります。

アルパとは?


1.アルパって何?

ハープのことをスペイン語読みでアルパといいます。
中南米では非常にポピュラーな楽器で、メキシコ・ベネズエラ・ペルー等でも演奏されています。中でもパラグアイのアルパは楽器としての完成度も高く、美しい音色と華やかなレパートリーで人気があります。アルモニコでは、このパラグアイのアルパをレッスンしています。
アルパはオーケストラなどでよく見かけるハープ(グランドハープ)よりも小型で、ナイロンの弦を爪で弾きます。南米の太陽のようなきらめきとあたたかさを感じさせる、空に抜けるような音色を持っています。小型で構造も単純なため、お手入れや持ち運びも簡単。南米のパレードでは、肩にアルパを担いで行進する人もいます。

アルパにはノーマルアルパと、半音操作をするレバーが付いているレバーアルパ(クロマティックアルパとも呼ばれる)があります。
ノーマルアルパは一般的にF major(へ長調)に調律されていて半音はありません。半音を出したいときはジャベという指輪を弦に押し当てるか、弦の付け根にある突起(セミトノ)に弦を押し当てて出します。レバーアルパは全部の弦にレバーがついていて、レバーを上げると半音上がるしくみです。調を変えたいときに特に有効です。

ジャベです。 セミトノです。
 


<アルパよりも小さな
“あるぴーた”という楽器もあります>
普通のアルパと音色や弦の幅、基本的な奏法は同じです。
普通のアルパは37弦~39弦、あるぴーたは27弦~29弦となっています。

*あるぴーたの中にはおもちゃのような、楽器としては不十分なものもあります。
アルモニコでは本格的なあるぴーたを使用してレッスンしています。

3.アルパでどんな曲を弾けるの?

パラグアイアルパの中心的レパートリーは、パラグアイ音楽のポルカやグアラニアですが、もちろんピアノやギターのように好きな曲を演奏することが出来ます。以下のような曲を生徒さんのお好みでレッスンしています。

【パラグアイの曲】
カスカーダ、牛乳列車、鐘つき鳥、君偲ぶ夜、カレータグイ、あなたの笑顔 他

【ラテンやフォルクローレの曲】
コーヒー・ルンバ、コンドルは飛んでいく、エル・レロッホ(時計)、ラ・ビキーナ、ラ・バンバ、キルパ 他

【タンゴなどアルゼンチンの曲】
リベルタンゴ、ラ・クンパルシータ、タキート・ミリタール、エル・チョクロ、ピアノ、フィルレテ 他

【ポップス】
エンターテイナー、日曜はだめよ、ホール・ニュー・ワールド(アラジンのテーマ)、ビートルズ、カーペンターズ 他

【日本の曲】
さくら、荒城の月、椰子の実、秋桜、天空の城ラピュタ、いつも何度でも、魔女の宅急便、涙そうそう、
ハナミズキ、Forever Love 他

当教室ではジャベ(半音操作の指輪)を使った奏法やレバーアルパのレッスンもしていますので、ほとんどの曲に対応できます。

4.アルパは難しい?

音を出すこと自体が難しい楽器と違い、アルパは軽くはじくだけで正しく綺麗な音が出ます。そして弦が「ドレミファソラシド」と順番に並んでいるので、メロディーが簡単に弾けます。
慣れてきたら半音階を出す道具(指輪のようなジャベ)や、楽器についているでっぱり(セミトノ)で半音階にチャレンジしましょう。
また、アルパの曲は伝承的な民族曲が多いので、楽譜を使用しません。耳から聴いたり、見たりして曲を覚えます。
なので、楽譜が読めない方や、楽器が初めての方にも気軽に楽しめます。
もちろん楽譜が読める方は、ピアノや弾き語りなどの楽譜から好きな曲を弾いても楽しめます。

5.アルパはどこで手に入る?

まだまだめずらしい楽器なので、街の楽器屋さんにはほとんどありません。
通信販売やネットショップなどで販売していますが、安いものを買ったらすぐ割れたり、高いものを買ったのに思ったよりいい音じゃない、と後でがっかりすることも。神山里映子が使用しているアルパの工房への楽器注文のお手伝いもしていますので、お気軽に相談してください。
種類によりますが、オーダーメイドで33万円から品揃えがあります(21年現在)。
楽器のレンタルもございます。

<レンタルアルパについて>
■8,000円/1ヶ月(最長3ヶ月)
■基本的に下北沢教室まで取りに来られる方
■その後、当教室でアルパを購入される方には
  レンタル月×5,000円を値引きします。

■レンタルアルパは5台ございます。

体験レッスン申し込み

こちらはジャベを使った演奏動画です。

こちらはレバーアルパの演奏動画です。